ブログネタ
映画鑑賞日記3 に参加中!
o0443058010766271201
心の中の「戦士」が奮え立つ映画だけど、
実は軍事独裁政権に対する批判映画という皮肉。




ブログ代表
こんばんわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回記事を書かせていただく映画は、1997年に公開された映画『スターシップ・トゥルーパーズ』。あの『ロボコップ』や『トータル・リコール』でケレン味ある未来世界を描いてきたポール・バーホーベン監督が、大きな予算をもってハリウッドで一大勝負をかけた映画です。





夏休みに観ておきたい「青春を感じさせる映画」です。


SF小説の傑作、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』の映画化のメガホンを取ったのは、『ロボコップ』『トータル・リコール』でおなじみのポール・バーホーベン監督。この監督は劇中内に礼賛するような描写を入れて、皮肉として痛烈な批判メッセージを入れる作風がイカスのですが、本作では軍事政権による管理社会を強烈にヘイトしています。


そんな『スターシップ・トゥルーパーズ』なのですが、原作と大きく違うのは、歩兵部隊が武装するパワードスーツがないこと。これは純粋な予算も問題だったのですが、『宇宙の戦士』を語るのにパワードスーツがないというのは、ラーメンを作りたいのにスープがないくらいの大事。それでも監督は製作を推し進めたのですが、結果として、生身の人間VSアラクニド・バグズの凄惨な戦いが際立ち、歩兵がいかに消耗品であるかが分かりやすくなりました。それによって、エリートの道を進むかつての同級生たちと主人公ジョニー・リコの道が異なっていく様、リコに片思いしているディジーがいかに危険な道を選んだかが明確となり、ドラマとしては厚みが増し、作品のメッセージも強くなったのです。スープがないところから冷やしつけ麺が生まれたみたいな話でしょうか。


まあ、いろいろと書きましたが、恋に悩む青年ジョニー・リコの成長の物語として楽しめるこの作品。個人的には、ポール・バーホーベン監督の最高傑作だと思っています。



1クリックお願いします記事が面白いと思ったら1クリックいただけると助かります!